メールサーバー容量がいっぱいになってしまった場合
メールサーバーの容量が上限に達してしまうと、以降はサーバーにメールが受信できなくなるため、
送信されてきたメールは先方側へエラーメールとして返却されてしまいます。
また受信側にはメールが入ってこない状態になります。
こちらの症状を解消するには、サーバー内に溜まっている不要なメールのコピーデータを
削除する必要がございます。
※こちらで削除しますのは、サーバー内に保存されているメールのコピーデータのみとなります。
メールボックス内に保存されているメールデータは削除されません。
・メールが受信できない
・エラーメッセージが返ってきていると報告を受けた
などの上記の症状が起きた場合には、
サーバー内メールのコピーデータを削除する、「サーバーの削除設定」が
正しくされているかをご確認ください。
※また、エラーメールの場合には「エラーメールが返ってきた場合」等にも対策方法を記載させていただいております。
該当時にはご確認ください。
上記の設定が正しくされていた上で、サーバー内のメールのコピーが溜まってしまった場合、
もしくは至急にサーバー内のメールのコピーデータを削除されたい場合には、
下記の操作方法をご参考に各メールソフトごとに作業を行ってください。
メールサーバー内に保存されているメールコピーの削除、削除設定方法
メールサーバーの削除設定方法についてご案内いたします。
下記項目よりご使用のメールソフトを選択してください。
Microsoft Office Outlook2016 の場合
step1. Outlook2016 を起動し、”ファイル”をクリック

step2. “情報”を選択し、 “アカウントの設定”をクリック

step3. “アカウント設定(A)”を選択

step4.”アカウント設定”で変更したいアカウントを選択し、”変更”をクリック

アカウントを複数お持ちの場合はこちらから該当のアカウントを選択してください。
step5. “アカウントの変更”の右下”詳細設定(M)”をクリック

step6. “インターネット電子メール設定”の”詳細設定”をクリック

step7.”サーバーにメッセージのコピーを置く(L)”にチェックが入っていることを確認する

チェックが外れている場合、1台のブラウザ(PC、スマホなど)で受信すると別のブラウザで受信できなくなってしまいます。(※転送設定がかかっている場合は別となります)
step8.”[削除済みアイテム]から削除されたら、サーバーから削除(M)”にチェックを入れる
※ご注意ください※
こちらを設定しますと、メールボックス内で削除されたメールは、併せてメールサーバー内からもコピーが連動して削除されるようになります。
予めご了承ください。

step9.受信トレイ内にある削除したいメールを削除してください
※下記のような項目がマウスの右側をクリックしますと表示されます

問題なく削除できましたら、下記のように「削除済みアイテム」内に移動します。

step10.「削除済みアイテム」を開き、該当のメールを選択し、削除します

※削除されたいメール上でマウスの右側をクリックしますと下記のような表示が出ます

作業は以上で完了となります。
Mozilla Thunderbird の場合
step1. Mozilla Thunderbirdを起動し、設定を行うアドレス上で右クリックし、”設定”を選択、次に”サーバー設定”をクリック

step2. “ダウンロードしたメッセージを削除したらサーバーからも削除する(D)”にチェックを入れる
※ご注意ください※
こちらを設定しますと、メールボックス内で削除されたメールは、併せてメールサーバー内からもコピーが連動して削除されるようになります。
予めご了承ください。

step3.受信トレイ内にある削除したいメールを「削除」ボタンで削除

また、複数のメールを選択する場合にはキーボード上の「shift」キーを押しながら、メールを選択しますと
下記のように複数のメールを選択することもできます。

step4.ごみ箱を開き、完全に削除したいメールを選択し、「削除」ボタンを押す

step5.下記のメッセージが出てきましたら、再度「削除」ボタンを押して作業完了

以上で作業は完了となります。
Apple Mailの場合 (Mac OSX 10.11)
step1. 左上”メール”から”環境設定”をクリック

step2. アカウントから該当のアドレスを選択し、”アカウント情報”をクリック

step3. “メッセージ受信後にメッセージのコピーをサーバから削除”にチェックが入っていることを確認

チェックが外れている場合、過去のメールがサーバから削除されずサーバ容量超過になり、新規メールを受信出来ない原因になることがあります。
step4.次に「今すぐ削除」ボタンを押し、サーバー内のメールを削除

※メールボックス内のメールではなく、サーバー内に保存されているメールのコピーデータの削除作業となります。
※日数を「1週間後」に設定されていた場合、「1週間後」にて溜まっているメールのコピーデータを削除します。
もし削除した場合でも正常に機能しない場合は日数を「1日後」にする等、少ない日数に変更するとメールのコピーデータを多く削除することができ、
再度、送受信ができる場合もございます。
この場合、「1日後」以降のメールのコピーデータは完全に削除されますため、予めご注意ください。
以上で作業は完了となります。